ここ、神奈川県秦野市、丹沢の麓にも本格的な冬がやってきました。早朝の畑はすっかり霜姿。
夏場に元気だった雑草たちも枯れ、ホトケノザ、ハコベ、カラスノエンドウなどに様変わり。一部の作物は冷害も受けています。
高価格を狙って、時期をずらして作ったスナップエンドウ。極早生種を夏の終わりに無加温ビニールハウス播けば、年末特需に収穫できると某農業関連誌に書いてあったので、真似してみたら、この通り、実に斑点が。調べてみたら、冷害でした。やはり、夏の作物は夏に作らなければだめですね・・・。
一方で、収穫を迎えたジャガイモたちは、霜が降りても地上部はまだ頑張っています。さつまいもは全く枯れてしまいましたが。どちらの芋もこのまま地中で寒さを避けて保管し、少しづつ収穫します。
今年から、初めて作ったジャガイモ、「タワラマゼラン」と「グランドペチカ」。いずれも、紫色の皮ので、さつまいもや栗のような風味があり甘い品種です。グランドペチカは、濃い紫と薄い紫のまだら模様が特徴で、別名「デストロイヤー」とも呼ばれています。
これらの品種は、病気に強く、無農薬栽培に適するというので育ててみました。どちらも、全く病気等に遭わずいいものが収穫できました。
切り口は、黄色く、ホクホクしているのに甘みがあって、とても美味しいジャガイモでした。素材の味を活かせるジャガバターがおすすめ。