イチジクの収穫が始まっています。昨年に植え付けをして、出荷レベルの果実が採れるようになりました。
この圃場は、実験的試みとして、多くの品種のイチジクを植えております。実際に自分で栽培・販売してみて、栽培難易度、品質、収量、売れ具合などをいろいろ検討しようと思っています。
今月から採れ始めたのが、「サマーレッド」「ブラックイスキア」「ネグローネ」「ネルゴラルゴ」「バナーネ」「アーティナー」「グリスビファレ」などです。まだ他に数種類あります。
それぞれ、どう違うの?どんな味?どれがおいしい?と思われるかと思いますが、はっきり言って、どれも「むっちゃ美味しい〜」です。イチジク好きの私にとっては、どれもこんな感想です。外観写真を載せましたので、以後の写真をご覧ください。
こちらは、「サマーレッド」。スーパーでよく見かけるイチジクである「桝井ドーフィン」の改良種で、果実が大きく大きいものは女性の握りこぶしより大きくなります。
さっぱりとした甘みで、冷やして食べると暑い夏にピッタリの風味が楽しめます。
私は、これが好き!
いわゆる”黒イチジク”のブラックイスキア。こぶりな果実ですが、甘みが強く香りもとても良いです。皮が薄いので皮ごと食べられます。ケーキなど製菓にも向いていると思います。
「グリスビファレ」果実は、薄緑色で、完熟しても赤くなりません。ピンポン玉より少し小さいぐらいですが、写真のように鈴なりです。完熟果は非常に甘く、皮ごと食べられます。
「バナーネ」です。細長くて、大きいものは、12、3cmぐらいになります。中心部は、非常に甘く、干しぶどうのような甘さです。
「アーティナー」です。赤みが少ないので、熟し足らないように見えますが、これで完熟。とろけるような甘さで、香りも非常に良いです!