神奈川県秦野市、丹沢山系の麓で、有機農業をやっています。

トマトが豊作

 関東地方は梅雨明けしましたが、ここ丹沢秦野市では、7月にはいってほとんど雨が降っていませんでした。

 お陰で、水の吸収過多によるトマトの裂果がほとんどなく豊作で、味も甘くて旨味が増しています。

 写真は、イタリアの伝統的調理用トマト、「サンマルツァーノ」種です。調理用といっても、生食でもとても美味しく、酸味と旨味のバランスが非常によいトマトです。

 その他、ミニトマトでは、「千果」シリーズの「CF千果」「オレンジ千果」も鈴なりです。完熟した「オレンジ千果」は非常に甘く、フルーツのようで、後味に旨味がのこる美味しい品種です!

真っ赤に熟れた調理用トマト「サンマルツァーノ」。酸味と旨味のバランスが非常に良く、生食でもとてもおいしい品種です。

通常トマトは、脇から出てくる側枝の芽をすべて掻き取って、”一本仕立て”とするのですが、この「サンマルツァーノ」は側枝は一切切らずに伸ばし放題とする”ソバージュ栽培”という育て方をしています。まるでジャングル。葉に隠れた実を探すのに苦労します。

こちらは、ミニトマトの「CF千果(赤)」と「オレンジ千果(黄色)」。(撮影時期は異なります)

後者は、オレンジ色になるまで完熟させるととても甘くフルーツのような食味です。当初、”一本仕立て”だったのですが、途中から、側枝を切らずに束ねて上方に伸ばす仕立て方に変えました(こちらも若干ジャングル化)。これによって、収量が増え、果実の品質も良くなったように思います。

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