神奈川県秦野市、丹沢山系の麓で、有機農業をやっています。

トマトの誘引

トマトの苗は、自立できないため、栽培においては、支柱やネットに這わせて支えてやらなければいけません。これを誘引といいます。誘引のために、支柱やネットにトマトの茎を固定するのに、最初は、麻紐を使って固定していました。シーズン中何百箇所と固定しなければいけません。しかし、世の中には、便利なものがあって、テープとホッチキスでワンタッチで、誘引・固定してくれる器具があります。テープナーといいますこれがすこぶる便利で、昨年までバンバン使っていたのですが・・。

テープナーに使われるテープの材質は「光分解性」と称されていて太陽光によって分解されるとされていますが、これって、完全分解されるわけではなく、ボロボロになって、細かいプラスチックゴミ、すなわちマイクロプラスチックとなって畑中に散らばってしまいます。いま、ビニールハウス内に散乱したテープの小片(最小2mm角ぐらい)をピンセットで拾い集めています。

こんな悩みに、応えてメーカーが「生分解性」のテープを発売したということで、お試しサンプルを配布していたので、試しに使っています。

従来のテープと比べて、カットし辛いようで、カッターの刃を新品に交換しても5回に1回ぐらいカットしそこないビヨーンと伸びてしまいます。これが続くとかなりストレスです。

まだまだ、改良の余地ありですね

誘引しても1週間も経てば、茎が伸びてまた誘引必要です。

でも、トマトの果実が育っているところを見ると頑張ろうって気持ちになれます。

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