近所の鉄工所に友人がおります。農機具部品の修理など金属加工の相談にいろいろ乗っていただけます。
さつまいもの収穫で、形や外観が悪く出荷できない規格外品がたくさん出ているため、なんとかそれを有効利用できないものかと考え、ドラム缶を使った焼き芋焼き器の製作の相談に訪れました。
友人は事務方なのですが、金属加工のスペシャリストの職人さんを紹介いただき、こちらの意向を伝えます。
ドラム缶を加工して、燃焼室と芋を焼く部屋を分けた構造とし、燃焼室は、上昇気流による燃焼効率を上げるよう設計しました。
後日、材料を渡して、加工依頼するとその職人さんは、ニヤリと笑って「思っていらっしゃるより、ずっといいものができてきますよ」と。
出来上がったとの連絡受けて現地確認へ。
職人さんが言った通り、予想を上回る良い出来!
「焼き芋ドラム1号」と名付けよう。
空焼きして、塗料臭さを抜いたら、早速、石を敷き詰めて石焼き芋試作。
上層気流効果もあり、燃焼室の薪は勢いよく燃えます。
約1.5時間、じっくり火を通したつもりでしたが、まだまだ固くて火が通っていません。
調理条件の設定が難しそうです。もう何回か試作を繰り返します。
芋を焼く部屋の内部
青く見えるのは、燃焼室の天井で、ここに玉砂利を敷き詰めて石焼とします。青い塗料があると熱せられた際、ペイント臭がこもるので、剥離剤でペンキを剥がし、空焼きして完全にペンキを取り除きます。
中段にエキスパンダーメッシュを設置し、焼き上がった焼き芋を保温保管できるようにします。
青く見えるのは、燃焼室の天井で、ここに玉砂利を敷き詰めて石焼とします。青い塗料があると熱せられた際、ペイント臭がこもるので、剥離剤でペンキを剥がし、空焼きして完全にペンキを取り除きます。
中段にエキスパンダーメッシュを設置し、焼き上がった焼き芋を保温保管できるようにします。
燃焼室と、芋を焼く部屋は、分離できるようにし、持ち運びしやすいように工夫しました。
玉砂利を燃焼室の天井に敷いて、芋を載せます。
燃焼室に薪を入れて火を付けると勢いよく燃え始めます。
焼き上がり!と思ったら、まだ固かった