神奈川県秦野市、丹沢山系の麓で、有機農業をやっています。

狩りバチハウス

 狩りバチとは、花の蜜や花粉などを集めるのではなく、昆虫やクモ類などを捕まえて幼虫の餌とするハチの仲間のことです。

 いろんな習性のハチがいるのですが、なかでも小さな穴に巣を作るハチたちを呼び寄せるため、彼らのためのすみかを作りました。

 いくつかのサイズの直径の竹筒を並べて置くとてきてくれるはずです。

 なぜ、こんな事をしたかというと、畑にいる野菜などに悪さをする虫(主にイモムシの類)を少しでも減らしてもらおうと設置しました。

 今日、新居の内覧に来ているお客様を発見。設置して2ヶ月近く経って、なかなかお客様が訪れなかったので、心配してましたがホッとしました。よく見ると、すでにご入居されているハチ様もいらっしゃるようです。

 一方で、竹筒ではなく、いわゆる”蜂の巣”をつくるアシナガバチの仲間も、強力にイモムシ類を狩ってくれるのですが、彼らのために作ったスペースは、まだ、入居ゼロです。早く入居してほしいなー。

竹筒の反対側を見てみるとすでに入居済みの方が(枯れ草が詰められている竹筒です)。

設置時の狩りバチハウス。まだ竹が青いですね。

遡ること二ヶ月ほど前の写真。DIYで狩りバチハウスを作っています。斜め切りの部分が多く、DIYビギナーには難関です。

竹筒は畑の周辺にたくさん生えている笹竹を採取し、各種ハチの好みに合うよういろんな口径の竹筒をブレンドすます。

竹筒は、主として、ドロバチ、ジガバチの仲間のためですが、その裏面には、屋根だけの区画が。

アシナガバチ類向けなのですが、いまのところ入所者なしです。

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